グアムの失業率は昨年12月に過去最高を記録

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グアムの地元紙がグアムの失業率について、先日興味深い記事を掲載していましたので、以下に概訳して紹介します。グアム労働省によると、グアムの失業率は昨年12月に19.4%でピークに達し、島としては過去最高となりました。失業率の傾向は、主に昨年3月に始まったと述べています。

労働省によると、12月には合計13,850人の住民が完全に失業しました。過去1年間に唯一雇用を増やした産業は建設業で、2019年12月の7,350人に対し、2020年12月の総雇用は8,330人でした。島は新しい海兵隊基地や島内の他の軍事施設の建設を含む軍事力の増強の真っ只中にあり、それは大量の労働力を必要としています。

またグアムは新型コロナウイルス感染拡大のために2020年3月から2020年6月の間に民間部門で5,870人が仕事を失いました。

失業のペースは鈍化しましたが、2020年9月までに合計7,980人の住民が失業したと報告書は述べています。

現在働いている人の労働時間は少なく、週平均時間は前年比で36.2時間から31.1時間に減少しています。

観光再開のめどが立たないグアム、島内の経済は厳しさを増すばかりです。

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