「トラベルバブル」の可能性を模索も、先の見えないグアム観光再開 <ローカルニュース アーカイブ>

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グアム島内ではワクチン接種でようやく新型コロナウイルスの感染拡大は減ってきたものの、全くなくなった訳ではなく、日々増え続けています。今後は変種や新種についての危機感もあります。

グアム政府は島の主要産業である観光の再開を優先的に対策を考えてきました。その中心として考えられてきたのが「トラベルバブル」です。

トラベルバブルとは、地理的、経済的に関係の強い隣国が、ひとつの「バブル=泡」に入るようなイメージで、その中で新型コロナウイルスの感染を防止しつつ、旅行できるようにすることです。

このトラベルバブルをうまく活用して、日本や韓国からの旅行を徐々に再開させたいと考えていたのです。

しかし先日の地元紙「パシフィックデイリーニュース」の記事によると、現時点ではその概念は明確に定義されておらず、明確な答えは出ていません。

グアムのルー・レオン・ゲレロ知事は2月下旬に、5月からの観光再開を目標に、新しいタスクフォースの創設を発表しましたが、新たな動きはないと報じられています。

世界各国で終息の見通しがたたない新型コロナウイルス感染拡大、リゾート地への観光再開についてもまだ当分先が見えそうにありません。

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