サイパンなど北マリアナ連邦が韓国人旅行者受け入れ再開へ 「来年1月のいつか」<ローカルニュース アーカイブ>

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今朝のグアムの地元紙「ザ・グアムデイリーポスト」紙の報道によると、北マリアナ諸島のラルフ・トーレス知事は木曜日に、サイパンなど北マリアナ連邦が韓国人旅行者を「来年の1月のいつか」に部分的に受け入れを再開すると述べました。

トーレス知事は、グアムのロータリークラブの会員とゲストに、「経済的な理由で行うのではなく、新たな観光規範を開始することを示したい」とズーム会議の質疑応答で語りました。

知事は韓国の観光客が到着の最初の5日間は、安全な距離を保つホテルの従業員を除いて、一般のコミュニティとの接触はない、いわゆるローカルツーリズムの「バブル」について言及しました。

最初の5日間にゴルフを選択した場合も、ホテルからゴルフコースに直接送迎されるため、一般の人々との接触はありません。

知事は観光業の再開が「国民の健康と安全を最優先する」ことを確実にするために、引き続き慎重であると述べました。

しかし実際には韓国がその時までに帰国住民の14日間の検疫を解除するという保証はないため、観光再開には至らないと考えられます。

また、韓国でも冬を迎え新型コロナウイルスの第3波がやってきており、感染者は再び増えており、海外旅行が再開されることは考えにくい状況です。

サイパン、ロタ、テニアンなどの北マリアナ連邦も、グアムと同じ観光業が地域経済の大きな柱となっています。

中でも中国と韓国はその大部分を占めていて、島内の観光業関係者はその再開を心から待ち望んでいます。

2019財政年度の北マリアナ連邦への主要な国別来島者数は以下の通りです。

韓国 192,178 人

中国 186,141 人

日本 11,846 人

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