<コラム>「ユナイテッド航空 成田勤務日本人CA150人、失職の危機」報道に想うこと <ローカルコラム アーカイブ>

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先ほど「ユナイテッド航空 成田勤務日本人CA150人、失職の危機」というニュースを見ました。グアム便に搭乗していたスタッフも含まれていることでしょう。

残念ですが、新型コロナウイルスの感染が拡大する現状においては、特に国際線の市場回復は当面見込めないことから、やむを得ないと思います。

さて、日本の過剰なまでの機内サービスに慣れてしまった乗客からは「米国系の航空会社のアテンダントはサービスが良くない」という声も聞かれます。

わかるような気もしますが、世界中の航空会社が「若くて綺麗な女性客室乗務員が、ニコニコ最高のおもてなしをするのが当然」というわけではありません。日本と他国のサービスの質が違うことは、理解してから利用した方がいいかもしれませんね。

私は以前は毎月のようにユナイテッド航空を利用して、グアムと日本を行き来していました。

今回のニュースを見て真っ先に思い出したのは、ユナイテッドの成田勤務ではなく、フレンドリーなグアムベースの客室乗務員の皆さんの顔でした。

みんな今頃どうしているのかな・・・また会える日は来るのかな・・・と。彼ら彼女らも、今は仕事がほとんどないと思います。

以前別の記事で、アフターコロナは、旅行のカタチも新しくなるのでは、と書きました。

私はこれからの時代、機内で勤務する客室乗務員は男性が増えていくのではないかと思っています。

コロナ前からそうでしたが、機内で乗客が暴れたりするトラブルが増えているように感じています。

グアムでも以前、韓国から来た旅行者が機内で酒を飲んで大暴れして拘束され、到着後身柄を引き渡された事件がありました。行きの機内で楽しくてはしゃいでお酒を飲みすぎたのでしょうけれど、家族もかわいそうでしたし、本当に残念だったと思います。

また、最近日本国内でも機内でのマスク着用の拒否によるトラブルがいくつか起きています。

トラブルを起こす乗客の多くは、客室乗務員が大柄なセキュリティガードのような男性であっても、同じように文句を言えるのでしょうか?やはり相手を見て、自分より強いか弱いかを判断して、言っていると思います。

アフターコロナの機内には、トラブル対応のための、若くて体の大きな男性スタッフが一人は搭乗していた方がいいように思います。

それにしても、以前のように航空各社の国際線が世界中を飛び回る時代は戻ってくるのでしょうか・・・

 

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