新型コロナウイルス感染者が急増しているグアム。政府は先月21日から1週間としていた最高警戒レベルを維持しています。公衆衛生緊急事態宣言も9月30日まで延長しています。
今年のグアムは2年に一度の選挙イヤーで、本来であれば今月予備選挙が行われる予定でしたが、中止となり本選挙のみの実施となります。
日本の選挙では予備選挙はありませんのでよくわかりませんが、グアムでは予備選挙から本選挙というのが通常の流れとなっています。その間に駆け引きなども行われることから、関係者からは戸惑いの声も聞こえています。どうなるのでしょう。でも今年の選挙では一番大事な知事選はありませんので、まだよかったかもしれません。
8月29日現在、グアム島内での新型コロナウイルス感染者数は、治療又は隔離中の感染者789名、隔離療養の解除又は治癒した感染者488名、亡くなった感染者は10名となっています。
グアム政府は引き続き、グアム入島者全員が政府指定施設での強制隔離措置の対象となっています。 現在日本に一時帰国中のグアム在住者がグアムに戻る際も対象となりますので、ご注意ください。
旅行関連の仕事をしている知人が「仕事はともかく、人々が以前のように気軽に海外旅行に行けるようになるのは2025年くらいでは」と言っていました。ちょっとびっくりしましたが、福岡空港の社長も「国際線は2025年を見据えて」と言っていますから、あながち大袈裟ではない話だと思いました。
いずれにしてもグアム観光業の再開は、まだまだ先の話のようです。