日本国内では先月から新型コロナウイルス感染者の数が再び増加、コントロールできない状況になってきています。
それでも日本政府は、多くの国民の不安の声に耳を傾けずに「Go Toキャンペーン」を開始し、継続しています。
グアム政府は7月24日から低危険地域(Low Risk Areas)と判断した国と地域については、滞在が5日間以内の場合(4泊5日)はPCR陰性証明書も14日間の隔離検疫も必要なしとされます。指定されている国と地域は以下の通り。
米国
コネチカット州・メイン州・ニューハンプシャー州・ニュージャージー州・ニューヨーク州 バーモント州
太平洋エリア/オセアニア
アメリカンサモア・オーストラリア・北マリアナ諸島・ミクロネシア連邦・マーシャル諸島共和国 ニュージーランド・パラオ共和国
アジア
マレーシア・韓国・台湾
その他地域
オーストリア・ベルギー・カナダ・デンマーク・フィンランド・ドイツ・ギリシャ・ハンガリー アイスランド・アイルランド・イタリア・オランダ・ノルウェー・ポーランド・スロバキア スウェーデン・スペイン・英国
残念ながら日本は入っていません。もちろん入っていても、日本の帰国時の入国には検疫/待機その他制限がありますから、実際の旅行は簡単ではないと思います。
しかし、個人的にはやはり残念と言わざるを得ません。グアム政府は以前は日本について感染拡大をコントロールしてきたと評価してきましたが、最近の感染拡大の状況を注視した結果、除外したのだと思います。グアムの人たちも残念に思っていますが、賢明な判断だったと思います。
日本人はビーチリゾートが好きですし、ようやく始まった夏休みに沖縄に行く人も多いと聞きました。しかし沖縄も報道されているように感染が拡大し、県独自の緊急事態宣言が発表されるなど緊張が高まり、かなり厳しくなってきました。
特に小さな島は一度感染が拡大してしまうと、歯止めが効かなくなり、医療体制は崩壊してしまう危険性があり、やむを得ないと思います。
政府は経済を動かしていくといいますが、結果としてまた都道府県のリーダーたちは店舗などへ休業要請など出さなくてはならず、結果として経済が悪化するのは目に見えています。
政府はどこを見て政治をしているのでしょう、どこに向かおうとしているのでしょう。リーダーの姿はなく、はっきりとした説明がなされないのが、かなり残念です。
「Go To キャンペーン」で日本全国で感染が拡大し、さらにグアムが遠くなるように思います。日本人が再び美しいビーチやサンセットを楽しめる日は来るのでしょうか・・・