グアム政府観光局 小林新在ハガッニャ日本国総領事と会見  <ローカルニュース アーカイブ>

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昨日はグアム政府観光局が、7月1日から予定していたグアム日本、韓国、台湾からの訪問者受け入れ再開延期を6月29日に同局のウェブサイトで正式に発表したことを書きました。

同じ日に同局のウェブサイトでは、小林新在ハガッニャ日本国総領事と会見したことも併せて発表、1950年代以来のグアムと日本の長年に渡る経済関係を再確認したと報告しています。

それによると、グアム政府観光局長カール・T・C・グティエレス元グアム州知事は「小林新総領事を歓迎する。グアムはパンナム航空の1967年の最初の就航以来、日本政府と50年以上密接な関係を築いている。現在のこの新型コロナウイルスの世界的パンデミックからの復興への道のりにおいて、私達は絆を強化し、戦略的に協力して日本からの訪問者を迎え入れる必要がある。私達の島が安全で、準備ができていることを自信を持って示す必要がある。」と述べました。

グティエレス元州知事のほかP・ソニー・アダ理事長、ギャリー・ペレズ副局長とグローバル・マーケティング・ディレクターのナディーン・レオン・ゲレロ氏が同席しました。

小林総領事は2020年4月12日にグアム総領事に任命され、5月14日に就任。これまでイタリア、カナダ、オーストラリアで日本国外務省の様々な役職の経験がありますが、米国領への配属は初めてとのことです。

小林総領事はグアムが観光を再開する必要性を理解し、グアムのメッセージを日本政府へ伝えると述べ、また、日本が慎重に旅行を再開するため様々な段階で動いていることを伝えました。

日本とグアム両国とも14日間隔離が要請される中、グアム政府観光局は継続して航空会社、旅行会社、地方政府と協力し島の観光業再開に向け準備を進めるとしています。

観光再開が延期となったことは関係者を落胆させましたが、会見では前向きに意見や情報の交換が行われたようです。

在ハガッニャ日本国総領事館が6月29日付で更新した「新型コロナウイルスに関する情報について」によると、6月28日午後5時現在グアム島内での新型コロナウイルス感染者の累計数は248名となっています。内訳は治療又は隔離中の感染者64名、隔離療養の解除又は治癒した感染者179名、亡くなった感染者は5名です。治療又は隔離中の感染者数が前回発表よりも増えています。

Photos courtesy of Guam Visitors Bureau

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