グアム政府行政機関が再開 公衆衛生緊急事態延長と規制緩和措置を追加 <ローカルニュース アーカイブ>

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まだまだ油断はできませんが、そこしずつ新型コロナウイルスの感染拡大も落ち着きを見せてきました。昨日在ハガッニャ日本国総領事館が「新型コロナウイルスに関する情報について」を更新しています。新たな情報、更新された情報を以下にまとめました。

6月1日午後8時半現在グアム島内での新型コロナウイルス感染者の累計数は175名となっています。内訳は治療又は隔離中の感染者25名、隔離療養の解除又は治癒した感染者145名、亡くなった感染者は5名です。グアム政府によるリカバリー プランに基づく緩和段階は引き続き「PCOR2」となっています。

また、グアム政府は現在発令されている「公衆衛生緊急事態」を6月29日まで延長することと現在の「PCOR2」下での新たな規制緩和措置を追加することを定めた知事命令 (Executive Order 2020-16)とグアム保健局作成のガイダンスメモ(2020-09と10)を 発表しています。概要についてそのまま抜粋します。

(1) 公衆衛生緊急事態を6月29日まで延長
(2) 6月1日より全てのグアム政府行政機関が再開 

 (3)25人以下の集会寄り合い又は人が集まる行為の許可 

(4)公園とビーチの一般開放 

(5)レストラン等の飲食店での店内飲食の営業許可
(6)教会等の礼拝所の再開許可 (7)他人と接触しないエクササイズレッスン(ダンス,ヨガやクロスフィット等)営業許可 (8)非営利団体の活動再開許可 

なお、依然としてソーシャルディスタンス(人の距離を2メール保つ社会的距離)の確保等の感染防止対策が求められているほか、上記の活動については,感染防止ために制約(施設収容率の 制限等)を設けることや、一部規制が解除されない形態や業種又は活動が定められています。 

なお,現在も「学校(未就園児から12年生までの全ての公私立学校)の閉鎖」、「グアム入国後の行動制限」については、依然継続されています。  

以上です。

グアムが以前のような状態に戻るにはまだ少し時間がかかるかもしれませんが、少しずつ社会経済活動の再開に向けて進み始めました。あとは1日も早く主要産業である観光業が復活することを心から願うばかりです。

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