グアム政府が公衆衛生緊急事態の延長と合わせて復興ガイドラインを発表 <ローカルニュース アーカイブ>

過去の記事&コラム

在ハガッニャ日本国総領事館は収集した新型コロナウイルス感染拡大にともなうグアム島での影響に関する情報を随時アップしています。最新の情報について以下にまとめてお知らせします。

1.4月30日午前0時現在のグアム政府発表によるグアム島内での新型コロナウイルス感染者数

  ・治療又は隔離中の感染者10名

  ・治癒した感染者130名

  ・亡くなった感染者5名

在ハガッニャ日本国総領事館は、グアム政府発表による新型コロナウイルスの感染者数の伸び率は鈍化しているとしながらも、短期渡航者及び在留邦人に対し未だ感染のリスクが身近に存在しており引き続き感染防止のための行動をとるよう呼びかけています。

2.グアム政府による公衆衛生緊急事態の期間延長と復興ガイドラインの発表について

4月30日午後、グアム政府は現在発令されている「公衆衛生緊急事態」を5月30日まで延長すると発表する一方で、新型コロナウイルス感染拡大防止のため現在停止している経済社会活動について、感染状況等を見極めながら段階的に再開するための「復興ガイドライン」の概要を発表しました。ガイドラインでは感染状況、医療体制等を踏まえ4段階に分けて徐々に経済社会活動を再開していくことが示されています。段階は PCOR1から PCOR4に向かって移行され、現在はその第1段階の「PCOR1」となります。 

グアム政府は現在島内で実施している新型コロナウイルス感染確認検査の結果等を踏まえ、件が許せば、5月9日を目標として、一部の経済活動を再開させる「PCOR2」に移行すると発表しています。 

「PCOR2」の開始と同時に、営業再開可能となるのは・小売店  ・不動産業および自動車販売業 ・理髪店、美容室、ネイルサロン・ショッピングセンター、ショッピングモール・緊急性のない治療や施術を行う医療サービス(緊急性のない歯科施術等) なお、活動が再開される上記業種においても、店舗や事務所では社会的距離の確保などの感染防 止対策を取ることが求めれます。 

以上です。

グアムでは感染の拡大が落ち着いてきたので、いよいよ経済社会活動の再開へと進んでいきます。なんだか嬉しく感じます。

日本では緊急事態宣言が延長される見込みです。日本政府、安倍内閣の動きは本当に遅く、多くのビジネスは休業補償もなく自粛自粛で倒産に危機にさらされています。日本の国会議員は危機感まるでなし、テレビも役に立たない情報を垂れ流して人々を不安にさせて、呆れてしまいます。

それに比べ、私は今回のグアム政府の対応は素晴らしいと思っています。また、住民も然りです。もちろん復興のガイドラインが発表されたばかりで、収束には道半ばです。しかし信頼できるリーダーシップのもとで、希望を持つことができます。

それにしても日本はこれからどうなってしまうのでしょうか?これを機会に若い優秀なリーダーに国を託し、古い体質の国会議員にはご退場いただけたらと思います。(2020/5/1)

タイトルとURLをコピーしました