新型コロナウイルスはグアムでも住民の生活を混乱させています。島の最大の経済的推進力である観光産業にとっても、世界中の観光業にとっても、従来のビジネスはできない状況にあります。ユナイテッド航空はグアムが誇るホームタウン航空会社として、危機的状況においてグアムの住民の生活を守り、医療サービスや貨物輸送を提供することにより、顧客にサービスを提供し続ける方法を見出しています。
ユナイテッド航空は世界的な需要の減少により、国際線の90％近くと国内線の50％以上を削減すると発表していますが、会社としてグアムがライフラインを確実に受け取ることができるように、貨物サービスなどでグアム路線を維持するために懸命に努力しています。
各国の政府が厳格な検疫要件を制定しているため、今回の新型コロナ大流行の間の旅行は困難であることは明らかです。現在ユナイテッド航空はグアムからホノルルまで毎日1便、東京/成田（日本）を週3便運航しています。これらはグアムの内外を結ぶ唯一の商業フライトであり貴重な役割を果たしています。
ユナイテッド航空のアジア太平洋航空業務担当マネージングディレクターであるサム・シノハラ氏は「ユナイテッドは50年以上にわたってグアムの人々に貢献し、グアムのホームタウン航空会社であることを誇りに思っています。私たちはその任務を真剣に受け止め、たとえ経済的に意味のない場合でも、これらのライフラインを維持するために可能な限りのフライトを運行してまいりました」と述べています。
貨物サービス＆ライフラインを維持するフライトを提供
ユナイテッド航空はグアムの住民に新鮮な食料や生活必需品が行き届くことを維持するための努力を続けています。過去数週間、ボーイング777-300 ER旅客機を使用して、サンフランシスコからグアムに医薬品や生鮮食品を直接運びました。
ユナイテッド航空はまた、グアムのライフライン維持のフライトを提供するために可能な限りのことを続けています。医療サービスの提供や救命用品や機器の輸送など緊急時の運航サービスを引き続き提供し、フライトは「ライフライン」として分類されています。
シノハラ氏は「ユナイテッドは島で唯一、医療サービスを提供している航空会社です。私たちの航空機は、患者を自宅から海外に救急医療を受けるために輸送する空中救急車でもあります。通常、必要に応じて9つの座席を機内に取り外し、ストレッチャーと生命維持装置を取り付けて患者の空気中のニーズを適切にサポートします。今回の新型コロナウイルスでは、グアムの国境を閉鎖するのは自然な決断のように思えるかもしれません。率直に言って、フライトは医療当局がタイムリーなテストを実施することを可能にしました。ライフラインの観点から、グアム内外のフライトサービスを維持することは、コミュニティにとって重要です。病気の患者が島外でケアを求める必要があるとき、時間を無駄にすることはできません」と述べています。
重要な商品、医療サポート、郵便も
ユナイテッド航空のグアム-ホノルル便は、必須医薬品、医薬品、備品の配送を通じて、医療業界に重要な宅配便サービスも提供しています。また、毎日の郵便サービスもサポートしています。グアム宛のすべての郵便物はホノルルを経由して運ばれます。毎日のフライトは、地元の郵便サービスの適時性と効率をサポートするのに役立ちます。
「私たちは長年にわたってグアムの人々と共にいます。島、従業員、そしてその家族を私たちが知る最良の方法でサポートするために日々努力しています。ここは私たちのホームタウンであり、この困難を一緒に乗り越えて、いつか正常に戻るまで頑張ってまいります」とシノハラ氏は結びました。
韓国からのツーリストが増えた時には、韓国系のLCCがこぞってグアム便を就航しましたが、もちろん今は全くありません。厳しい状況下でも、グアムを真のホームタウンとするユナイテッド航空が人々の生活に大きく貢献していることに心から感謝したいと思います。頑張れ、UA！
