グアムで新型コロナウイルス感染者は一昨日は2人、昨日は5人の新たな陽性反応が確認され、現在37人となっています。亡くなった1人を除く36人が現在隔離されています。日々拡大する感染に住民からも不安の声が上がっています。
そんな中、先日日本政府が発表した米国からの入国者に対する検疫強化措置が今日から行われます。これからグアムを含む米国から航空機等で入国する日本人を含む全ての人は、たとえ症状がなくても指定の場所で14日待機すること、公共交通機関を利用しないことを要請されます。
アメリカ全土から日本に来る人は、その措置を理解した上で来日すること、自宅または宿泊施設の確保が必要で、その費用は自己負担であり、空港からの移動手段も自分で確保しなくてはなりません。
昨日は駆け込みでロサンゼルスの空港も混雑したと報じられていました。グアムからも日本に向かう便は帰国する在留邦人など多くの乗客が搭乗したようです。グアム~日本の航空便はすでに運休や大幅な減便となっており、昨日の「規制発動前最終便」は貴重なフライトになったようです。
トランプ大統領は4月中旬のイースターから済活動を再開させたい」と話しています。しかし感染者の多いニューヨーク州ではピークはまだ先と言われています。今回の米国からの入国者に対する検疫強化措置は4月30日までとなっていますが、延長される可能性もあるとしています。
なかなか出口が見えない状況ですが、今はただ一人一人ができる予防策をしっかり実行し、状況を冷静に判断することが大切だと考えます。
(2020/3/26)