グアムは日本のいくつかの都市と友好都市の関係を築いています。佐賀県唐津市もその一つ。今月4日にはグアム政府観光局代表団が友好関係の維持強化のために唐津市を訪問、峰達郎市長や幹部と実りある話し合いをしました。(Photos courtesy of Guam Visitors Bureau)
両都市の友好関係は2013年の7月からスタートしました。それ以前の唐津市は場所柄などから韓国や中国など東アジアとの結びつきが強く、欧米圏との友好交流はグアムが初めてだったそうです。また、グアムにとっても、千葉県柏市や新潟県柏崎市と姉妹都市提携を結んでいるものの、今回のように経済がベースとなっているものは同市とが初めてでした。
以前のグアムの道路はアスファルトに珊瑚を混ぜて舗装していたため、雨が降るととてもすべりやすく問題となっていたため、所定の強度を保有しASTM規格(米国試験材料協会)に適合できる石材が求められていました。複数の候補の中から唐津採石場の硬質な玄武岩が選定され、2012年1月から唐津港から玄武岩の輸入を開始し、舗装材として使われ始めたことでグアムの舗装状況も改善されたと言います。確かに以前のグアムの道路は、特に雨の振り始めの路面はツルツルでかなり怖かったです。
今回の訪問では青少年交換プログラムの開発についても話し合われ、また唐津市は次回の太平洋島環境会議に招待されたそうです。
両都市にとって素晴らしい友好関係、ぜひこれからも続いて欲しいですね!